追憶の雨の中

アラサー。創作をしています。不定期更新です

IT’S ONLY LOVE.

世の中にないものは、すぐに思い付かない。 世の中といっても広すぎるし、僕の狭すぎる世の中と比べては、申し訳なさ過ぎるからだ。 だから、分からない、というのが答え。 身の回りにないものなら、よく知っている。 たとえば、マヨネーズ。それに、ソース…

幸福論

少しずつ少しずつ、小さな口で物が食まれていく。 懸命に顎を動かし、時々噛むのを諦め咀嚼し、これまた小さな手が伸び、つぎのものを取る。 勢いはない。また、ふと視線を反らせば途端にその気配が消えるほど、静かだ。 食べる、とは違う。 話は散歩するが…

その笑顔が見たい

10月が始まった。 たとえば、かのローマ字表記をkにすべきか、cにすべきか、というくらい、すがすがしく、無責任な始まりだった。 かといって、たかが月日ごときが、人生の重大イベントほど、重々しくてもかなわない。 僕は、また書き物を始めることにした。…