追憶の雨の中

アラサー。創作をしています。不定期更新です

ただ僕が変わった

本日はグリーンティーホットケーキのご紹介です。
まず、グリーンティーの分量は大さじ5杯。
生姜を1.5センチ加えまして、卵1個に水150ミリリットル。
ホットケーキミックスは200グラムご用意ください。
だまにならないよう、ボウルでかき混ぜます。
油を引いたフライパンをあたため、
あたたまったフライパンは、一度濡れふきんの上にのせさまし、そのあと生地を流し込みます。
火加減は、中火、または、3で。
ふつふつと、小さな穴ができてくれば、ひっくり返し、1分ほど焼けばできあがり。
お好みでお砂糖、はちみつ、メープルシロップ、バター、マーガリンなどをおかけください。
そのままでも、ふんわりおたのしみいただけます。
焼いたベーコンを加えれば、朝食にも最適です。
来週もお楽しみに!
仕事が一段落ついて、張り付けた笑顔をそのままに、僕はテラスへと出た。
そこには既に先客がいて、僕を見つけにっこりと微笑んだ。
僕もにっこりと返し、隣に向かう。
話したことすら覚えていないくらい、当たり障りのない会話をし、盛り上げる。
向こうの、軽そうな頭と同じくらい軽く、ショーウィンドーのマネキンそのまま着せたような服と同じくらい、特徴がなかった。
何度か話しているらしく、向こうは僕に気があるらしい。
らしい、というのも、僕が察したわけではなく、人づてに聞いたからだ。
僕にその気はない。
意味のない会話が終わると、僕はいつもの帰路につく。
特別なイベントはない。
同僚や先輩、後輩との、無意味で時間だけ長い飲み会もある。
僕から誘うことは滅多にないのだが、僕発信の企画になっていることが多く、 周りからは専ら飲み会好きとして、知られている。
周りからの僕は、僕の知る僕ではなく、僕の知る僕は、誰も知らない。
おそらく誰もがそうやって生きていて、そのことに今さらなんの感慨もない。
僕はいつから、僕でないのか。
いや、前から僕は僕か。
あるいは、僕こそが僕か。
僕の中の、僕がせめぎ合う。
感慨もないとか言っておきながら、結局は人の目や、評価や、立ち位置を気にしている。
「変わってないじゃん。昔のまんまの君だよ」
「君は誰だ。変わったよ。僕は」
「そーやって、意固地になるとこも、変わってないよ。私は君を知ってる、私。君は忘れても、私はずっと君を覚えてる。変わったなら、そっか。それでいいんじゃない。それか、じゃ、みんな変わったんじゃないかな。君の周り、みーんな」
僕の中の僕がたたみかける。
「ただ僕が変わった」