気がつくと首を絞めていた。真っ赤な頰に、長い睫毛をした君の。 「最近楽しいことがないの」 そうだね、と同調した僕は、君と繁華街に繰り出した。きらめくネオンサインを登り、扉を開けた。 君は一本調子で、ほとんど感情らしい感情を確認できなかった。僕…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。