朝焼けに檸檬

アラサー。創作をしています。不定期更新です

あおと歌

歌は好きだ。つい口ずさんでしまうものもある。ただ、あんまり興味のないまま過ごしてきたのと、好きな歌手が歌手らしくないと鼻で笑われたことが大昔にあって、余計に音楽に対して積極的に接してこなかった。だから、好きな歌手ではないがいくつか覚えている歌はだいたい思い出が絡んでくる。

「B'zの、いつかのメリークリスマスは、何が良いって、椅子を買いに行くってのがいいんだ」
という今思い出しても何を言ってるのかわかるようでわからない、音楽通の友人が喋っていたとか。
ハイロウズ日曜日よりの使者は、勇気付けられるから好きなんだ」
という、大学の頃仲良くなった友人の一言だとか。日曜日よりの使者を好きだと言ってた友人は本当に優しい人で人を悪く言わない「誰一人傷つけない」人だったなとか。
だいたい好きな歌だと歌ってくれたことがあって、彼らの声でそれらの歌が再生される。

僕の涙腺は感動できる映画の予告で泣けるくらいに驚くほど弱いので(最近ほとんどなくなったが、会話の内容によっては最中に泣けてくることがある。)山崎まさよしのセロリを歌われてボロボロとアホみたいに泣けたこともあるし、ラッドのmemesheとか、フジファブリックの茜色の夕日とか、ちょっと感動的な歌詞があったらすぐ僕の体験とリンクさせて泣けてしまう。

歌はいい。素晴らしい娯楽だ。今ならスマホで聞きたいときに聞ける。カセットに吹き込まなくても、雑音に苛立たなくても、CDにやかなくても、MDにやかなくても、すぐ聞けてしまう。

願わくば、僕の歌いたい歌が歌いたいときに、歌いたい声で出せたら。ふふ。ないものねだりだな、やんなっちゃうな。それでも僕は今日も歌ってしまうのだ。だって楽しくなれるから。